sanvient

使用方法

インストール・アンインストール
インストール
フォルダに解凍して、sanvient.exeを実行してください。
アンインストール
レジストリは使用していませんので、フォルダごと削除してください。
用語について
データ
操作の対象となるデータの最小の単位を
「データ」と呼んでいます。(Windowsのファイルに該当します)
セット
複数のアイテムを格納するものを
「セット」と呼んでいます。(Windowsのフォルダに該当します)
アイテム
データとセットを総称してアイテムと呼んでいます。
アクション
アイテムをボタンウインドウでボタンを押下した時などに
実行されるものを「アクション」と呼んでいます。
現在のセット
現在選択されているセットになります。
(Windowsのカレントディレクトリに該当します)
ウインドウ
1.タスクトレイ

アプリケーションのメイン操作を行います。
各種ウインドウの表示・非表示を切り替えたり、スキンを切り替えたりします。
2.ボタンウインドウ

アイテムをボタンで表示します。
ボタンを押下することで、アクションを実行します。
3.ツリービューウインドウ

すべてのアイテムをツリー構造で表示します。
アイテムの追加や削除、編集を行ったり、データのインポート、エクスポートを行います。
4.テキスト選択ウインドウ

「現在のセット」に設定されているセットのデータをリストで表示します。
ホットキーを押すとウインドウが表示されます。(初期設定は Ctrl + E)
5.メニューウインドウ

アイテムをリストで表示します。
ホットキーを押すか、マウスカーソルが画面の上下左右の端に触れるとウインドウが表示されます。(初期設定のホットキーはShift2回押し)
6.データ管理ウインドウ

アイテムをツリーとリストで表示します。
タスクトレイの右クリックメニューから「データ管理」をクリックします。
アクション

1.ペースト
文字列を貼り付けます。
2.ファイル
ファイルパスを記述しアクションを実行することで、ファイルをコピーして貼り付けます。
複数のファイルパスを改行区切りで記述すると、複数ファイルの貼り付けができます。
3.正規表現
選択されている文字列をクリップボードにコピーし、正規表現で処理した後、ペーストを行います。
1行目がグローバルオプション(省略可能)、2行目が検索ルール、3行目が置換ルールとなります。
4行目以降に検索・置換ルールを2行ずつ追加することにより、複数回正規表現を行うことができます。
例)
グローバルオプション → 2
検索ルール → ^.+
置換ルール → // $0
選択されている各行の先頭に「// 」を追加します。
グローバルオプション:
グローバルオプションは、すべての正規表現に対するオプションです。 数値で入力します。
省略した場合や0を指定すると、現在選択されているテキストを
クリップボードにコピーし、正規表現を行います。
2を指定すると現在クリップボードに存在するテキストに対して
正規表現を行います。
エスケープについて:
正規表現は特定の文字に対して特殊な処理を行います。
それらの文字をそのまま使用したい場合は、エスケープする(\記号をつける)
必要があります。
エスケープが必要な文字:
以下の16文字をそのまま使用したい場合は、\記号を付けてください。
\, *, +, ., ?, {, }, (, ), [, ], ^, $, -, |, /
使用例:
1\+1
\/home\/
4.キーイベント
キーイベントを実行します。
仮想キーコード、繰り返し回数、押下状態を表す値、をカンマ区切りで記述します。
押下状態を表す値は、1がダウン状態、2がアップ状態、3がダウンとアップ、となります。
例)
65,2,3 → 仮想キーコード「65」(アルファベットのAキー)を2回、ダウンアップする
17,1,1,86,1,1,17,1,2,86,1,2 → 仮想キーコード「17」(Ctrlキー)を1回ダウンし、
仮想キーコード「86」(アルファベットのVキー)を1回ダウンし、
仮想キーコード「17」(Ctrlキー)を1回アップし、
仮想キーコード「86」(アルファベットのVキー)を1回アップします。
結果、「Ctrl + V」(ペースト)を行った状態になります。
5.プロセス実行
Windowsのプロセスとして実行します。
表示フラグ、タイムアウト、コマンド文字列、をカンマ区切りで記述します。
表示フラグは、「1」が表示する、「0」が表示しない(バックグラウンドで実行する)となります。
タイムアウトは、コマンドを実行した後に、待つ時間をミリ秒で指定します。
「-1」を指定した場合は、コマンドで実行したアプリケーションの終了まで待つようになります。
例)
「C:\aaa.html」というファイルを「C:\bbb.html」にコピーするコマンドと
「C:\foler1」というフォルダ内のhtmlファイルを「C:\foler2」というフォルダにコピーするコマンドを
バックグラウンドで実行したい場合
0,0,cmd.exe /c COPY C:\aaa.html C:\bbb.html
0,0,cmd.exe /c COPY C:\foler1\*.html C:\folder2\
6.スクリプト
スクリプトファイルを実行します。
サポートしているスクリプト言語は、LuaとPythonです。
スクリプトを使用することにより、柔軟なアクションを実行することが可能です。
7.複合アクション
複数のアクションを組み合わせて実行します。
書式は以下のようになります。
書式)
・1つのアクションを1行で記述する。
・1行の中にアクションタイプ、スクリプト名、実行後待ち時間(ミリ秒)、アクション内容の4つをカンマ区切りで記述する。
・空行は無視される。
・行頭に「//」と「#」があった場合は、コメント行として無視される。
・アクション内容に改行が含まれる場合は、「\n」という文字に変換して記述する。
・アクション内容に「\」が含まれる場合は、「\\」という文字に変換して記述する。
例)
ペーストとキーイベントを実行したい場合
1,,300,test
4,,0,65,1,3
上記のように記述すると、
タイプ1(ペースト)を実行し、「test」という文字列が張り付けられます。
その後、300ミリ秒(0.3秒)待機し、
タイプ4(キーイベント)を実行し、仮想キーコード65(アルファベットのAキー)が押下されます。
初期アイテムの「sample」に「multi action」というデータがありますので、
ご参照ください。
8.アクションリンク
既存のデータを実行します。
書式は以下のようになります。
書式)
・1つのリンクを1行で記述する。
・1行の中に実行後待ち時間(ミリ秒)、アイテムパスの2つをカンマ区切りで記述する。
・空行は無視される。
・行頭に「//」と「#」があった場合は、コメント行として無視される。
アイテムパスについて)
アイテムパスとは、各アイテムを識別するためのパス(文字列)になります。
Windowsのファイルパスに相当します。
ルート(一番上の階層)を「/」とし、それ以降のパスを、アイテム名と「/」で区切って記述します。
パスは絶対パスか相対パスで記述します。
絶対パスは「/」から記述したパスになります。
相対パスは、アイテムの存在するパスから見た相対的なパスになります。
相対パスで上の階層を指定したいときは、「../」を記述します。
相対パスの例)
「test10」というセット内の「test11」というデータから1つ上の「test20」というセット内の「test21」という
データを指定したい場合
[階層構造]
test10
test11
test20
test21
[相対パスの記述]
../test20/test21
[絶対パスの記述]
/test20/test21
例)
Sampleのpasteとkeyを実行したい場合
300,/sample/paste
0,key
上記のように記述すると、
「/sample/paste」データを実行し、300ミリ秒(0.3秒)待機した後、
「/sample/key」が実行されます。
9.シェル実行
シェルコマンドを実行します。
URLを指定した場合、デフォルトのウェブブラウザがURLを開きます。
ファイルを指定した場合、関連付け実行されます。
フォルダを指定した場合、エクスプローラで開きます。
スキンについて
ウインドウの外観(ビジュアル)はスキンを読み込んで表示しています。
スキンはタスクトレイのアイコンを右クリックし、メニューから切り替えることが可能です。
各スキンはskinフォルダ以下にフォルダで格納されており、各フォルダには、
スキン用の設定ファイル「skin.ini」が格納されています。
インポート・エクスポート
アイテムデータをファイルから読み込んだり、ファイルに出力する機能になります。
サポートしているファイルフォーマットは以下になります。
TSV
拡張子:tsv
タブ区切りのテキストファイルです。
ID, 親ID, タイプ, 名前, アクションタイプ, スクリプト名, 本文,展開状態
をタブ区切りで記述します。
IDは他のIDと重複しなければ何番でも構いません。
また親が存在しない場合は親IDは「0」か他のIDと重複しないIDを割り振ってください。
本文に含まれる改行コードは「\n」にエスケープされます。
また、「\」は「\\」にエスケープされます。
名前に「/」を含む場合、「-」に変換されます。
各カラムの値は以下のようになります。

タイプ
1:セット
2:データ
アクションタイプ
1:ペースト
2:ファイル
3:正規表現
4:キーイベント
5:コマンド実行
6:スクリプト
独自形式
拡張子:上記以外の拡張子
sanvient独自のバイナリフォーマットです。
ネットワーク共有

クリップボードをネットワークを介して共有します。
LAN内のマシン同士やインターネット上での共有が可能です。
クリップボードにコピーしたときに登録されたホストにデータを送信します。
受信を有効にする場合、ポートを使用しますので、
ルーターやファイアーウォール、ウイルスソフト等で制限されている場合、
該当するポート(アクセス)を許可してご使用ください。
ホストリスト
データを送信するホストを記述します。
ホスト名かIPアドレスとポート番号を改行で区切って記述します。
例)
127.0.0.1:30215
192.168.0.1:30215
example.com:30215
履歴

クリップボードへコピーされたデータを履歴に残します。
パス
履歴のデータを追加するセットのパスを指定します。
Limit
履歴に残すデータの限度数を指定します。(0を指定すると無制限)
追加方法
データをセットの末尾に追加するか、先頭に追加するか指定します。